「防災ギャザリング2006 from かながわ」趣意書



私達「防災ギャザリング from かながわ」は、阪神・淡路大震災を機に発足し、これまで災害・防災系の団体はもちろん、それ以外の団体とも多くの繋がりをつくりながら活動を行ってきました。また、誰でも簡単に出来る防災、楽しい防災を多くの人・団体に向けて発信し続けてきました。
昨年度においては、豪雨水害や地震が日本各地で起こりましたが、そこにも、多くの人が神奈川から災害ボランティアとしてかけつけています。また、多くの募金が神奈川の中でも集められました。これは、災害に対するボランティア精神が神奈川の中で確実に高まってきていることの表れと言ってもよいでしょう。

しかしながら、自分の足元をみると、自分の家が危ない、地域との繋がりが希薄、防災用品の備蓄がない、などと全体的に見れば、まだまだ防災意識は高いレベルにあるとは言えません。

今年で阪神・淡路大震災から十周年を迎えました。しかし、それでもまだ被災地では復興宣言は出せないと判断しています。そこには復興というものの難しさ、苦しさが表れています。私達の災害に対するボランティア精神は当時に比べればかなり向上したでしょう。
しかし、それをまだ日常生活の中に活かせていないという現実があります。私達は阪神・淡路大震災から学ぶ事が出来ます。十年前から現在に至るまでの痛ましい過程と同じ結果が神奈川で起きないよう私達は取り組んでいかなければなりません。

そこで、今年度の「防災ギャザリング 2006 from かながわ」では大きく二つをテーマに広く、多くの方々に呼びかけていきたいと思っています。
一つ目はいのちです。地震、水害、火災などの災害はいのちを奪います。それは、大切な人の命、自分自身の命かもしれないのです。災害は、突然に理不尽に私達を襲います。
納得できずに命が奪われるという事はとても辛く、重たいものです。この命の尊さについて問い直せる場としたいと思っています。
もう一つはつながりです。つながるということは、つながったものが互いに近づき、知ることが出来るということです。それは人と人のつながりであり、組織と組織、あるいは防災問題と組織、防災問題と人のつながりです。防災活動を行ってきた者同士がつながれば、もっとより良い活動が期待できます。また、防災についてよく知らない組織・人が防災とつながる事で防災意識を高めていくことが出来ます。

―ギャザリング― これは‘集う’という意味です。私達はこの集いを通して、集まった人々が互いに話し、聴き、そして学びあう事を通じて、いのちの大切さ、つながりの重要性を心に留めていただきたいと思っています。そして、少しでも神奈川での災害における被害を少なくしたいと考えています。
この趣意に賛同していただける方の参加を呼びかけます。
今年度は2006 年1 月14 日、15 日にかながわ県民活動サポートセンターで開催します。



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